使用上のご注意
最初に使用するとき
- 電池(電源)を入れるとすぐに動作を開始し、約3日で次亜塩素酸の気体が発生し始めます。部屋の広さにもよりますが、家庭用トイレ(0.5坪)の場合、約3~7日で効果を発揮します。
成分臭について
- 運転時にわずかな成分臭(プールの消毒のような臭い)が伴います。成分臭が強すぎると感じたら、換気を行ってください。
- 狭い密閉空間で長時間使用する場合は、適度に換気を行ってください。
設置場所について
- 電気製品や精密機械の上に設置しないでください。水溶液がこぼれて感電、故障の原因になったり、次亜塩素酸の気体による酸化作用で機器の金属部分の腐食の原因になります。
- 不安定な場所には置かないでください。水溶液がこぼれて感電、故障の原因になったり、転倒や落下で怪我の原因になります。
- 小さなお子様の手の届かない場所に置いてください。水溶液がこぼれて感電、故障の原因になったり、転倒や落下で怪我の原因になります。
- 錆びやすい金属や電子機器からは20cm以上離れた安定した場所に設置してください。腐食、故障の原因になります。
稼働時のお取り扱いについて
- 動作開始後に本体を傾けたり、揺らしたりしないでください。カップ内の水溶液同士が混ざり合ってしまい、次亜塩素酸の気体の発生効率が低下する場合があります。
- 本体を転倒させてしまった場合は直ちに起こしてください。転倒させたまま長時間(20分以上)経過してしまった場合は、食塩水を交換して使用してください。倒したまま長時間(20分以上)経過した場合、カップ内の水溶液が混ざり合ってしまい、次亜塩素酸の発生効率をが低下する場合があります。
食塩水の交換について
- 食塩水がMINラインを下回らないように食塩水を交換してください。但し、次亜塩素酸の気体の発生効率をより高めるために、2ヶ月程度で食塩水を交換することをお勧めします。
使用を一時中止した場合の運転再開について
- 使用開始後に使用を一時中止し、その期間が1週間以上経過した場合や、電池切れに気づかずに、電池切れの状態が1週間以上経過した場合は、食塩水を交換して使用してください。すでに外カップと内カップの水溶液は中和が進んだ状態のため、そのまま再始動すると、次亜塩素酸の気体発生の再開が遅くなる場合があります。
その他
- 電気分解が進むと電極保護カバーが白色化しますが、品質に問題はありません。
- カップ内に沈殿物が発生する場合がありますが、水道水に含まれる不純物の析出物ですので性能に問題はありません。